2009年12月29日

Japan here I come

お仕事で30日の朝から東京です。
多分しばらくいることになるので、会える人は会いましょ!

クリスマスはひたすら映画鑑賞をしながらAlおじいちゃんと長電話をしたりしていました。
昨日はタカちゃんとごはんをたべながらずっと芸術に関わる人たちはもっと物知りじゃなきゃっていう題目でディベート。

そして今日は仕事の引き継ぎと電話会議でショップはおおわらわ。
やっと帰宅してすぐに荷物を適当にトランクに放り込んで今はWest。明日の朝一で発つわけです。すぐロンドンには戻れないらしいのでタップのクラスもおあずけだし、行く予定だった映画もジャズも観に行けなくて悲しい!

2009年12月25日

Wish you a Merry Christmas!



12月。
もうすぐクリスマスだなぁ、と、街のクリスマスイルミネーションを見て思っていた日々もつかの間、
もう ’その時’にいる自分。



日本にいると31日大晦日に感じる1年の終わりなのだけれど、
ここロンドンにいるとこのクリスマスの時に1年の終わりを感じてしまう。


2009年は、考える年だったような気がする。
何をしても、失敗はしないけれど大成功もしない感じの年。
それでも、いろいろな人に出会いいろいろな物を見て聴いて聞いて読んで
それを考えて吸収して。
自分にとって大切なことだったり好きなことだったりにピントを合わせた日々だった気がする。
ジェットコースターに乗っていて楽しい!という感じではなかったけれど
縁側で日向ぼっこをしていて幸せ!という感じだった。



周りにいる大切な友達、家族、大好きな人達、そしてNat & Masatooへ。
いつもいろいろありがとう。
これからもどうぞよろしく。

2009年12月15日

Time past too fast



Dark Girlish Religion Mix - December 2009
"Cold But Warm Mix" (download)

1. Northern Sky - Nick Drake
2. Snow Days - Real Estate
3. It's Cold Outside - The Choir
4. Trail Of The Lonesome Pine - Link Wray
5. Skiing in the Snow - The Beach Girls
6. I'm Gonna Be Warm This Winter - Connie Francis
7. Cold, Cold Winter - The Pixies Three
8. Ski Surfin' - The Avalanches
9. Hit The Snow - The Aislers Set
10. Aprés Ski - Memphis
11. Snow Girl - Haircut 100
12. Holiday Hymn - Vic Godard & The Subway Sect
13. Sleighride - Lio
14. Let It Snow - Los Straitjackets
15. Everyones A Kid At Chirstmas Time - Stevie Wonder
16. Blue Christmas - Bright Eyes
17. Snowflakes - The Honeys
18. Sketch For Winter - The Durutti Column
19. Maybe This Year - The Wailers
20. Snowfall - The Avalanches

今年は我慢の年だったかな。
といってもまだ自分の生活に余裕を持てるほど
仕事に慣れてもいないので、来年も修行の年になりそう。
なかなか自分の時間がとれないのは仕方ない。
もうしばらくは辛抱しないとなとは思うけれど、
やっぱりたまには思いっきり自分の趣味に没頭したくなる。

職場が新宿なので、はやくあがればユニオンには行けるので、
月に何回かはレコード漁りが出来るのがせめてもの救い。
でもレコード屋の袋をもってる人が本当に少なくなったな。
特に若い子が全くと言って良いほどいない。新宿だからか?

そういえば、この前仕事帰りに「イングロリアス・バスターズ」を観てみたのだけど、やっぱり自分にとってのタランティーノはレザボア・ドッグスとパルプ・フィクションなんだなと改めて思った。決して面白くないということはなかったのだけど、これから先、また観ようと思うか、DVDまで買って手元に置いておきたいかと思うかな、という感じだった。それより予告でやっていたテリー・ギリアムの新作のほうが興味があるな。

あ、あとATPのDVDを買って、これがなかなか良いのでオススメです!

2009年12月4日

Autumn/Winter Special

ロマンティックでマジカルだった秋はもうとっくに過ぎ去って、寒くて厳しいけどクリスマスツリーやイルミネーションが華やかな冬がやってきました。

というわけで私たちとフレンズの今季秋冬クローゼットの一部を紹介。

秋口にFunny Faceのヘップバーンが履いていたようなシガレットパンツを買って、毎日のように履いていた頃の格好。
黒はあまり着ないんだけど、時にはブラックのタートルとベレー、ペニーローファーを合わせてクラシックなビートニックスタイルってのもアリ。
そういう時は一色クリームとかマスタード色のスカーフや手袋といったアイテムを入れないと、あえて黒を着ているというより、普段から黒しか着ない人みたいになるので注意。


Late50sフレンチマリンスタイル

- バジャブルーのVintageジャケット:Paper Dress
- Breton Top:St. James
- ブラックのシガレットパンツとドレスソックス:Marks&Spencer
- キルトタッセルローファー:Regal
- シルクのVintageマリンスカーフ:おばちゃんち


次は10月くらいかな、仕事帰りにそのままShrinesを観に行った時の格好だからほぼ全身American Apparel。
このスカート、こういうの作ってってプロダクションチームに言ったら出来上がってきたんだけど、丈が惜しい。もうちょっと長ければよかったのに。


ダブルSeersucker

- Seersuckerブレザー:Ralph Lauren
- ボタンダウンシャツ、ネイビーのV-neckニット、Sheersuckerスカート、Pale pink色のシームタイツ:American Apparel
- Vintageタペストリーバッグ:おばちゃんち
- クリーム色のCourt Shoes:Church's
- Lipstick:Chanel #18 Rouge Noir


そして今日は昼間グリニッジのパブでジャズを観ておじいちゃん達と飲んでから、タップのレッスンに行って、帰りに友人マイケルのグループ写真展オープニングに顔を出した。
外はもう完全に冬だし、雨もパラパラ降るしで沢山着こまないとやってらんない。こういうトレンチは本当にロンドンっぽくて好き。カラシ色、青、紺、茶2色、ペールブルー、赤ってカラーブラインドかよって感じだけど全部自分の中では完璧にかみ合ってるコーディネーションなんだな。おじいちゃん達には褒められた。
今ベルベットのリボンを髪や首に巻くのが自分の中で大流行中。


Classical Ivy

- トレンチコート:London Fog
- カラシ色のカーディガン、Tweedのスカーフ、茶色のグローブ、スーベニアスカーフ、タペストリーバッグは全部Vintage:おばちゃんち
- French Blueのベレー帽:American Apparel
- Pale Blueのカシミアツインニットとウールスカート:Brooks Brothers
- Pale Pink色のバレエタイツ:Freed
- ベルト:Ralph Lauren
- TanのCourt Shoes:Barker
- ネイビーのベルベットリボン:John Lewis
- Lipstick:Chanel #60 New York Red


私が一瞬で一目惚れした天才ジャズギタリスト、Martin Wheatley。
もうね、タータンツイードのタイに完璧な丈と太さのタン色コーデュロイパンツ、レザーブーツって茶色の使い方が本当に上手。写真は撮れなかったんだけど、上に着ていたネイビーのコートもカレッジスカーフもハットも全て完璧。
格好がモロそれっぽいので訊いてみたらやはりかなりの78回転レコードコレクターで、しかもロンドン中探し続けていたのになかなか見つからなかったPre-warブルース/ラグ奏者であることも判明。
こんなにも完璧なのにもうすぐ2度目の結婚をするらしい。悲しい。


まるでロバートクラム


そして私たちのヒーロー、Al Wynetteおじーちゃん。めちゃくちゃダンディーである。
この人も色合わせの天才で、ツイードのタイにツイードのジャケット、中にはタンのカーディガンも着ている。
グレーと茶の組み合わせはかなり難易度が高いんだけど、ほんとにサラッと着てるところがすごい。
最近食事療法で体重が結構落ちてしまったらしく服のサイズが合わないといって嘆いていた。可愛いサスペンダーを愛用している。


男の人って羨ましい


さてここからはタカちゃんにパス。


今秋毎日着ていた、60sのヴィンテージレインコート
襟の下にボタンが付いているのでフードもあったはず、インナーもあったはず、なのだが・・・。
白いタイツと茶色の靴でも、黒のタイツと黒いローファーでも合う。
手作りのおけいこ鞄、ベレーを合わせたり。
もちろん、ジーンズやズボンでも合わせてました。
この丈のコートって、大好きなんだよなぁ。もう、薄くて真冬には着れないと思うと寂しいアイテム。


‐茄子紺色のコート:日本で買った。約5年着てる
‐バック、スカーフ:おばちゃんちで買った
‐オレンジコーデュロイのズボン:Turnbull & Asses
‐タン色の紐靴:Russell & Bromley
‐French Cottonのブラウス:丈は短いけれど細部にわたって可愛い
‐タン色のベルト:古着屋で買った
当時、ちょっと頑張って買ったコートだけれど今でも普通に着れるのがすごく好き。そういう風に買い物をして愛用していくのはいつまでも変わらないと思う。



サヤカちゃんと偶然にして、同じような靴を履いていたある秋の日
靴:Freed
チェックのコットンドレス:おばちゃんちで買った


そしておともだち!


Ralph Laurenのレディスのネルシャツに、ジーンズ。雨降りだったから長靴で。
そして「この紺のも、いいよね。」と言いながらLavenhamのチェックのキルティングジャケットを自慢してきたケンちゃん。
サイズが同じような私達は、いつも家で逢う度にお互いの服、特にジャケットの試着交換会をしてしまう。そして、自慢大会になる。。。。


Lavenhamのきれいな水色キルティングジャケットに、白いケーブルニットのマフラー姿のキヨくん。
新しい洋服を買う度にお互いに見せあい、いいでしょ。いいでしょ。の言いあいをするのだが、今回も見せてくれたこのジャケット、な、なんと10ポンドとのこと。バーゲンですね。


誕生日のサヤカちゃん。ヴィンテージのブラウスにすみれ色のニットを着て。他人の家の玄関なのになぜか我が家のような顔してる。
逢う度に、「何々って、素敵よな。」「そうそう、それってさ~。」と、洋服の型のこと、色のこと、生地のことなど話しに花が咲く友である。貴重。


ヴィンテージの小花柄のドレス姿のサリヒちゃん。
写真では伝わりづらいけれど、白の丸襟、ワンピースの型も素敵。いつもドレスしか着ない。家で寝るとき、何着てるんだろうか?と、いつも思うがまだ不明。だって、そのままねちゃうんだもん、うちに来ると。


ジャケット・コートが大好きな私にとって寒いけれど秋/冬は、洋服を着るのが楽しい季節でもあるのです。寒さをも楽しまないとね。