2010年10月7日

My Favourite Place in London part1



私の好みを裏切る事なく、必ず月に1度は足を運んでしまっている場所、
その名も、BFI (British Film Institute)

毎月のように、監督もしくは俳優/女優の特集を組んでいて、
時には、映画音楽を作っている人の特集を組んでいて、
日曜の昼間には子供向け映画を上映していて、
選び抜かれた最新作も上映していたりして、
shopには大量の映画に関する本、DVDなどが売っていて、
視聴覚室のような場所では映画の鑑賞が出来たりもする、
マニアならずとも、映画が好きな人にはたまらない場所なのです。

映画が上映される前に、手に取るのが
A4紙の裏表に渡りその映画にまつわる事が綴られている、いわば案内用紙。
これを手にして席につき、映画が始まるまでの時間を費やします。

私が観に行く映画は、9割方クラッシックと言われる類いの作品だからなのか
いつも隣、前後の席には決まってちょっとめかしこんだおじいちゃん/おばあちゃんがいるものです。きっとリアルタイムにその映画を楽しんだであろう方々。
そんな方々と一緒に、一つのスクリーンを眺めて、数十年の時を超えてその世界に引き込まれて行くのです。
あ、もちろん、お客さんは10代の若い子からお年寄りまで、年齢を問わずにおりますよ。


’あの映画を大きなスクリーンで観たい!’と思っていたら
大抵はここで、観れる。そんな場所。

ここの映画館、上映中は飲み物はOKだけど、食べ物は禁止なので
‘ポップコーン片手に。’ は、出来ないのだけれど
バリバリと食べ物の音やおいしそうなファーストフードの匂いはしないから
’映画を見入る‘にはもってこいの場所なのです、私にとっては。


今月はDeborah Kerr、そしてBallets Russesの特集中。
来月は、Frank Capraの特集!

ようやく "It Happened One Night"をビックスクリーンで観れる!