2010年3月11日

BLACK LIPS JAPAN TOUR DAY 4

頭痛と共にお目覚め。一旦恵比寿の家に戻って着替えてからまた神泉のホテルにボーイズを迎えに行く。
今日は午後中Snoozerの取材なのだ。

待ち合わせ場所の浅草雷門近辺で早速オバママスクを購入するJoe Bradley。


大人気のオバマ氏

負けじとJaredは初期MJマスクで応戦。


すげえ並びだ


握手してる

凄まじい光景に泣き笑いの一同。おなか痛い。

ゲットーな路地などでフォトシュートをするとのことでしばらく商店街などで撮影をしたのち、宗さんの提案によりお好み焼き屋でランチ。




またしても昼間からサケを飲もうとするJaredを遠くの席から注意すると「うるせーおまえ俺の母ちゃんか!」というので「じゃあ良い勝手にすれば!」というと「飲まないもんね」と少しひるむjared。
横で「good job」とつぶやくcole。

宗さんとのインタビュー相手にJaredを残して、残りの3人と雨の浅草で買い物をする。
買い物嫌いで有名なJoeが何故かひとりで大はしゃぎし、凄く微妙な壁飾りなどを買いまくっていたのが印象的である。

寒くなって来たので電車でゆっくり渋谷に戻ってワルシャワへ。


ウトウトしてハっと起きたら向かいの席がこんなことに

落ち合ったJaredにインタビューどうだった?と軽く聞いてみると「な…泣いちゃった」という。
ええ?どうしたの?!というと「だってJayの話するんだもん」とうつむく子。
あーあーもう。

後方でフラフラしている宗さんに「ウチのかわいいJaredを泣かせたんだって?」というと「えーごめーん、泣くと思わなかったんだもーん」って。そんな可愛い言い方してもだめです。だけどJaredはこんなまともにインタビューしたことないし、ハッキリいってジャーナリズムを見直した!とSnoozerを大絶賛。ヤるなぁ田中。

そんな不思議なテンションで始まったワルシャワインストア。Wild manとかBorn to be a man、Fadとかやって私大喜び。


マイクを食う


バーカウンターの上に乗る


Oh my god

やはり昼間コッソリ飲んだ日本酒がまわっているらしく、相当な奇行を繰り返すJared。
次のViceパーティーまで時間があるので歩いてホテルに戻るっていうのに、いやだといってダダをこねたり面倒くさい。
やっとのことで少し部屋に閉じ込めておくことに成功し、お昼寝をしたいと言っているIanの横で一緒にゴロゴロしながらTVを観てケラケラ笑う私とCole。
吉牛のCMでご飯に肉とたまごがスローモーションで跳ね返る映像あるでしょ?アレをみて大爆笑。
「コレやっぱ凄い勢いでバーン!!って叩き付けてんのかな。あれはきっとゴムかなんかでできた卵だろう」と真剣にアナライズしてまたクスクス笑うっていう繰り返し。

良い時間になったので用意をしてご飯を食べに渋谷の街へ繰り出すBad Kids。お目当てだったフグの店が閉まっていたのでドンキ近くの魚系居酒屋でガマン。ところが結構当たりで大量にオーダーした魚を食らいながらリアルサウスヒップホップ話に花が咲く。


明らかに注文し過ぎ

キンちゃんとミツくんが迎えに来てくれたのでみんなで下北へ移動、ヴェニューに入った瞬間Ludacrisが流れている奇跡!ヨーヘイ君最高。IanとLudaの物まね大会を開催。
その後NOバウンスをかけるヨーヘイにIanがとうとう恋をし始めている。
ちょっと予想以上に楽しすぎるので出番をちょい遅らせてもらってスタート、
Jaredの「日本に連れて来てくれたAlphaville、サンキュー。それから今日俺を泣かせやがったsnoozer、サンキュー」ってのが最高。
一番前でキンちゃんと宗さんと共に大騒ぎをしながら、まいにちこんな風に何かを祝福していれたらいいのにと思った。



セット終了後、毎度のことながらJoeがキレる。しかし彼のご立腹は大抵5分ほどで収まるのでオーライだ。
メンバーが楽屋から出て来た所でユキオくんやロジャーさん達とショット大会がはじまる。飲めない宗さんまでテキーラをあおっていた。


Vice松下さんと


シンゴスター


YUKIO!!

凄まじい量のショットをしまくってみんなベロンベロンになり、ムリを言ってまたヨーヘイにDJをさせ、ソファーで潰れている知らない人と記念撮影をしたりクランクを踊ったりと思い思いの時間を過ごす。


出た、公家顔


ふざけすぎ

シンゴさんやロジャーさんと「これがデフォルトになる日が来ればいいのにね」といいながら次もまたやりましょ!ということに。本当に、こういうことが東京でできてすごく良かったと思ってる。

この日は私も酔いすぎてヤバくなったのでJoeが引率して全員を集め、外でなんとかタクシーを捕まえて神泉交差点まで連れてってもらう。


みつけたチャリンコを盗もうとする人


もうひとり

顔なじみと化したご近所のampm神泉交差点で色々買い込んでホテルへ。


おにぎりだいすき

JoeとJaredの部屋で一杯飲んでそのままPass Outしていたらしい。


現像された写真からしか判断できない

本当に覚えてなくてビックリするのだが、起きたときの状況からするとJared、私、Joeで仲良く奇麗に川の字になって寝ていたらしい。

2010年3月6日

BLACK LIPS JAPAN TOUR DAY 3

Vanチームは9時半発で出てってしまうらしく、ミツくんからのモーニングコールで一瞬起きた私とJoeだったがまたすぐ二度寝する幸せ。ああ新幹線って素晴らしい。

そのまま11時半までゆっくり寝て、Jaredを内線で起こしてからタクシーを捕まえるべくホテルの外へ。するとどこからともなくハッピーな電子音楽が流れてくるではないか。
どうやらストリートのランプに内蔵されているスピーカーからこの非常に爽やかな音楽を垂れ流す仕組みらしい。
アーキテクトで人民支配って怖いよねといいながらつられてサワヤカに小躍りをする3人。
飽きた頃丁度タクシーが来たので乗り込んでいざ名古屋駅へ。

無事3人仲良く横並びの指定席を購入することに成功し、売店でお茶を買ってホームで新幹線を待つ。するとJaredが興奮のあまり即興で「しんかんせんのうた」を大声で歌い出した。迷惑極まりないのでJoeと私はしばらく知らない人の振りをして過ごす。

やがてやって来た新幹線を見て「すっげー…」と空いた口が塞がらない私たち。
乗り込んで席に座るとさっそくJaredが「さて、これから2時間俺の話し相手よろしく!」と楽しそう。
電車が走り出すと、これスゲー!飛ばない飛行機みたいだ!
というところからアメリカが新幹線を引かない理由、そしてそこから世界の経済論、ユダヤ/パレスチナの話に発展。昼からこんなディベートが繰り広げられ完全に覚醒状態のJared、なにを思ったかまた例の「しんかんせんのうた」を大声で歌い始めた。マジうるせーよ!
やっと静かになったと思ったら手記を取り出して何やらサラサラと書き込んでいる。


これがそのジャーナル

覗き込んでみるとすげー汚い字で
「Natの一番好きなドリンクは緑茶だ。俺もそうだ」だって。

あっという間に東京駅に到着。超イージーだったぜ!と自分たちの選んだ新幹線というチョイスを讃える3人は、東京駅で新しく「でんしゃのうた」を作詞。歌い踊りながら山手線ホームへ移動する姿は完全におのぼりさんである。

山手線内でもつり革にぶら下がりながら歌い続けるJaredにうるせえよ!とブチ切れると、おもむろに取り出したiPhoneでフラットメイトに国際電話。
「俺って日本だとうるさすぎるみたい…」と愚痴っている。ていうか車内の電話もダメですから!


竹下通りを通ってアストロへ

アストロホールに到着すると丁度着いたばかりのVanチームに出くわす。ヤッター!
サウンドチェックが始まってJaredが会場から消えていることに気付く。
捜せる所は捜してみたが、見当たらないので放っておくとしばらくして風のようにフロアを横切ってステージに飛び上がるJaredを目撃。そのままベースを弾き始めている。
後で聞いてみるとどうやら交差点のところのラコステで優雅にお買い物をしていたらしい。


その後ロッキンオンの撮影

撮影終了後、ごはんを食べよう!とわたしたち。
が満腹でもうもはや何も食べれないというIanをRockin'onインタビュー用に残して私と残りのメンバーは原宿餃子庵へ。


大騒ぎしながらみんなで餃子

その後インディアンショップでお買い物をしてから大量のビールを購入しアストロに戻ってしばらくボーッとハングアウト。
フロア用カメラでカワイコちゃんチェックをしたり、そこで偶然見つけた私の母親にJaredと会いに行ったりする。


フロアのスクリーンに反映されてるのも知らずカワイコちゃんにズームイン

そうこうしているうちに、DMBQのステージが始まる。
メチャクチャかっこいいのですっげー!とか笑いながらもマジメにステージをみつめるメンバー。敵わないかも。。


ドラムを観客に全部のせ


気合いを入れるためこの日は髪をセット

その後私はブースでマサトオくんとDJをし、Black Lipsをステージ横で見守る。


Ianのエフェクターの調子がすこぶる悪かった


予告どおりベースを破壊し観客席へ不法投棄


自分も投棄


飛び交うトイレットペーパー。正しい投げ方だとこうなる

その後物販テーブルでひとしきりファンの子達とごあいさつをしたあとに、ぞろぞろとアフター会場へと向かう。

メンバーにDJを頼んでいたのでみんなラップトップやレコード、iPodを持ってきてDJをしてくれたのだがそれがマジ最高なのでお酒も勿論進みます。


ショットの数も数えきれず


上の階のBeat Cafeも満員

夕方の酒とビールで既にヤバいJaredはフロアにいた男子にケンカを売っている。私とColeでどうにか止めて「謝りなさい」と叱ると、「ごめん、悪気はなかったんだ…」ときちんと謝るよいこ。

朝方みんなでフラフラとホテルに戻る途中のampmでヤンキーに遭遇。ひとしきりからかって遊ぶ。


めっちゃイイ奴ら


貧弱なギャングサイン

部屋でもっと飲みたい!とCole、ビールを一緒に買いに出て戻るともうみんな寝に入っていたので私たちも一杯だけまったりと飲んで寝る準備。
ColeはJoeとJaredの難しさについて延々と愚痴をこぼしていた。