2010年6月23日

Dark Girlish Religion Mix - June 2010



※ミックスの曲目間違ってた!すんません!下のヤツが直したヤツです…

さて、久しぶりにファッションネタを。
こういつもイングランドかぶれを自称していると、普段の格好もそういう感じだと思われそうなのですが、意外とそうではなくて(笑)。基本は高校時代のアメカジなもんで。もちろんクラークスとかそういうトラッドにはまる時期もあるんだけど。やっぱりどうしても90年代のストリートの洗礼を受けてしまっているので、ついついそういうのに反応しがち。

で、このところずっとピンとこなかったSupremeが、今季めちゃくちゃ良い。正確には良かった、かな。欲しくても売り切れてしまって買えない物が沢山あった。買えたのはボタンダウンの3カラーズ・ギンガムチェックシャツ2種。本当はThom Brownとのダブルネームのシャンブレーシャツが欲しかったのにいつの間にか入荷していつの間にか売り切れてた。まぁ、高すぎて買えなかったけどね、どっちにしても。

前のポストで書いた小沢健二を観に広島に行った際、例の友達に今季いいんだよ、このシャツもそうなんだけどさ、というと、彼は「ああ〜!それか!さっきからすごいサイズ感いいなぁって思ってたんだよ!」と。彼の周りでもそういう噂があるらしく、今季は本当に復活な感じで人気らしい。ある雑誌ではanythingのエーロンが前身今季のSupremeで決めている姿が表紙になっていたし。NYストリートカルチャー復活の兆し。いや、西海岸もやっぱりいいらしい。

そんな事ばっかりいつも考えているのです。



Dark Girlish Religion Mix - June 2010
"Beach or Picnic or Night Out" (download)

1. Castles in the Sand - Stevie Wonder 1964
2. Redheaded Girl - The Soft Pack 2009
3. California - The Kooks 2005
4. Surrendered - The Bluetones 2006
5. Baby Boy - Three Blind Mice 1997
6. Build The Wall Up - Lake Heartbeat 2009
7. Midnight Sun - The Avalanches 1963
8. Keep Your Magic Out Of My House - Spectrals 2010
9. Fall Straight Back - Eternal Summers 2009
10. Lost @ Sea - Pearl Harbour 2009
11. All Day Music - War 1971
12. Use Ta Be My Girl - The O'Jays 1978
13. Since I Lost my Baby - Kool And The Gang 1969
14. The Boys Are Back In Town - The Cardigans 1995
15. Summer Days - Phoenix 2000
16. Holiday - Albert Hammond, Jr. 2006
17. Surfer Girl - The Sentinals 1995
18. サマー・ガール (Summer Girl) - ザ・スパイダース (The Spiders) 1966
19. Baby I'm Yours - Arctic Monkeys 2006
20. Big Wave Rider - Rainbow Bridge 2009

去年も同じようなことを書いた気がするけれど、やっぱり夏が近づくとビーチや太陽の香りが感じられる曲を好んで聴くようになってしまう。なので自然とこういう選曲です。去年と少し違うのは、これ以前にはまっていたソウル、レアグルーヴの影響がまだ残っているところか。それとやっぱり90年代の空気感がどうしても忘れられない。これはその時代をリアルタイムで過ごしてしまった宿命と今では諦めているのだけれど。でも今回はDGR Mix史上2回目の日本人アーティストの登場。しかも60年代。いや、でもこのシングルは本当に好き。和物なんとかっていう括り関係無しに違和感なく溶け込んでいると思うのだけれど、どうでしょう?

2010年6月22日

小沢健二を広島で



そうですね、6月の初めにはオザケンの復活ライブを観たのでした。
東京がとれずに、むか〜しのツテでなんとか広島公演をゲット。
一番仲の良いレコ屋経営の友達がいるのでなんとか1泊する予定で行った。

移転拡大した彼のレコード屋、STEREO RECORDSはかなりいい光の入る一等地に。
彼とはお互い故郷は違うものの、たまたま同時期に福岡にいた頃にいつもクラブで見かけていたということで仲良くなり、それからお互い違う土地に住むようになってもたまにあってディープな話しをしあえる仲が続いている。もう本当にお互いにレコード、音楽馬鹿。そんな話しだけで朝まで飲んでしまうことがほとんど。

なもんで、広島行きはかなり楽しみにしていたのだ。

で、オザケンの広島公演何時間か前に彼の店に寄り、ちょっと食事を一緒にしてから会場へ。会場には意外と若い子もいて、なんだか不思議な感じ。物販が以上に盛り上がっていたけれど、最近そういうのにあまり触手が動かなくなっているので適当に見てスルー。
中にはいるとめちゃくちゃ良い席だった。そう、今回は全席指定なのだ。噂ではライブは2時間以上に及ぶ長丁場だという。なるほど、これは席ある方が良いかも。

しばらくして開演。
突然、会場内の全ての灯りが落とされた。非常口の看板も消えた。
そして突然大停電に襲われたNYで…というオザケンの詩がその暗闇の中で朗読される。人々は困っている人を助け、蝋燭に灯をともし、音楽が普段よりもずっと心に響き…というその内容にいきなり暗闇の中でガツンとやられた。ああ、政治的発言とか自己啓発とか生活費稼ぎとかもうそういうことはどうでもよくなった。

「大衆音楽の一部であることを誇りに思います」というその素直な言葉に素直に感動できた。そう、それがあるから小沢健二の音楽が僕は好きなのだろう。他の誰かとその感情・感覚を共有できることの素晴らしさ、そしてそこに生まれる幸福感を感じることがなにより嬉しい。それがあるから音楽を聴き続けている、そんな気になった。だから音楽は必要なのだ、僕には。

ちなみに、先に書いたレコ屋の友達にこの言葉のことを話したら、「お〜!それだよ!まさとお!!名言だねぇ。メモしとこう。」といってしっかりメモっていた。

Dark Girlish Religion Mix - May 2010 - World Cup editon

Dark Girlish Religion Mix - May 2010 - World Cup editon
dedicate to FIFA World Cup 2010 South Africa
(download)

1. Football's coming Home ~ God Save Our Queen - England supporters EURO 96
2. Reggae Merengue - Tommy McCook & The Supersonics 1970
3. The Liquidator - Harry J. All Stars 1969
4. Pheonix City - Roland Alphonso 1999
5. Jamaica Jump up - Byron Lee 1967
6. Dr.Kitch - Georgie Fame 2003
7. Out Of Time - Chris Farlowe 1966
8. Pretend - Castaways 1964
9. Wrong 'Em Boyo - The Clash 1979
10. Tom Hark - The Piranhas 1980
11. Allright - Supergrass 2004
12. Parklife - Blur 1994
13. Colin The Copper - Glasvegas 2007
14. Rule Britannia - Rangers' supporters at Ibrox stadium
15. Chelsea Dagger - The Fratellis 2006
16. How It All Went Wrong - Les Incompétents 2006
17. Vertigo - The Libertines 2002
18. Stumble and Fall - Razorlight 2004
19. Sparky's Dream - Teenage Fanclub 1995
20. The Wildfire (if it was true) - Mando Diao 2006
21. Stay Young - Oasis 1997
22. Just When You're Thinkin' Things Over - The Charlatans 1995
23. Waterfall - The Stone Roses 1991
24. Slight Return - The Bluetones 1996
25. Three Lions '98 - Lightning Seeds 1998
26. Exotic Football Calypso Of 1953 - Edmundo Ross 1953?

ワールドカップ始まるまでにつくりたかったけど、ようやく出来上がり。
一応、5月のミックスということで。プレミアリーグのスタジアムでかかるような曲を中心にフットボールをイメージする曲を今回は選んだつもり。

といっても、やっぱり英国贔屓な僕は偏った選曲をしてしまう。
カリプソやスカが多いのが意外に感じる人も多いだろうけど、英国の歴史においてもこの関係は意外と古く、昔のフットボール関連の曲には「〜カリプソ」という曲名のものがかなり多いのです。もちろんブリットポップとフットボールだって切っても切れない関係なのですが…。
と、この辺のことを書き出すとキリが無くなってくるので、ひとまずこの辺で。


ところで、今回はしっかり日本を応援してます。
W杯開催前の試合も見守り、壮行試合の韓国戦は埼玉スタジアムまで観に行った。
なんだかんだいってやはり日本は日本人のマネージャーが合っていると思う。

今回のW杯は結構個人的には盛り上がっている。というのも十代の頃から知っている選手が色々な国の代表の核となっていて、少し偉そうだけれど、立派に成長した息子達を見ているような気がするからだ。とくにオランダ代表にはそれを強く感じられる。なんたってエールディビジにはまってスカパー!をHDに録りためながらむさぼるように見ていた頃に出てきていた選手達ばかりだからだ。そして憧れの攻撃的フットボールが僕を魅了してやまない。

さらにイングランドにも今回はかなり期待している。贔屓の赤い悪魔の一員のルーニーをはじめ、カジくんご贔屓のブルースが誇る中盤とセンターバック、若いウィンガー達。うまくはまれば面白いことになりそう。

でも一番優勝に近いのはアルゼンチンではないかとも思っている。みんながメッシ、メッシと騒ぎ立てすぎるのであまり大きな声で応援しているとは言いたくないけれど、でも、やはりメッシは好きな選手だ。



ところで、このミックスにちょこちょこ入れたイングランドやスコットランドのサポーターの熱さ、凄くないですか?国歌斉唱の伴奏やリードシンガーがかき消されるほどの大合唱。これを聞いたらどれだけ力が沸いてくることか。それに国歌なみの扱いの「Rule Britannia」の大合唱もめちゃくちゃ迫力ある。さらに日本で言うところの国立競技場のようなうぇんぶりースタジアムでの試合でも流れる「Three Lions」。これがもうオフィシャルアンセムと言っても良い扱いでみんな試合前から大合唱して盛り上がるんだから、そりゃ気合い入るってもんです。



"Rule Britannia!
Britannia rule the waves.
Britons never, never, never shall be slaves."


あ、あとイングランドの応援で好きなのはこのEngland Supporters Bandの伴奏付きの「The Great Escape(大脱走)」。たぶんみなさんお馴染みだとは思いますが。



日本代表の予選突破をかけたデンマークとの試合まであと僅か。
なんとか、なんとか予選突破して欲しい。

時差が微妙でなかなかリアルタイムで観るのが難しいゲームもあるのだけれど、やっぱり基本はリアルタイム!最近の娯楽はもっぱらこのW杯観戦+ビールです。

2010年6月12日

early summer

『あぁ、暑くてつらい。』という言葉を発したのはかれこれ、約3週間前の3日間。
その後、ノースリーブしかり、半袖を着る機会がなく、再び横縞の長袖Tに逆戻りの日々。
ニットジャケットを引っ張りだすのももう嫌で、なにかニットではないけれど暖かい上着が欲しいなんて思ってしまっているのだけれど、よくよく考えたら、6月なのね。

でも、暦の上では夏だから、せめて気分だけでも味わいたい!という事でここ最近は、夏の気分になれる映画をみてました。


ヴェネチアの夏を垣間みてみる。"summertime"


そして、南仏へ。" Bonjour Tristesse"


Saint Tropezへ。"Saint Tropez Blues"


そして再びイタリアへ。" Plein Soleil"

まだまだ空想のヴァカンスは続きます。
それにしても、やっぱり夏は夏の色の服を着たいもの!
全身黒なんて暑苦しくてみていられない!が、私とナツミちゃんの同意見。


かわいいレースの上にヴィンテージの短パン。夏!ですな。

ザ・夏のお嬢さんドレス姿のサヤカちゃん


そして、私は、ヴァカンスを夢見て
そんな情景をチクチクcross stitch しています。これは、できあがったら写真とります。

おいしい夏野菜を食べたい!
そんな日々。