2010年12月23日

Dark Girlish Religion Mix - Christmas 2010

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Dark Girlish Religion Mix - Christmas 2010
(download)

1. Christmas Wish - NRBQ
2. White Christmas - Darlene Love
3. Everyone's A Kid At Chirstmas Time - Stevie Wonder
4. Happy Holiday - Peggy Lee
5. Jungle Bells - The Four Seasons
6. I Could Be So Good to You - Don & the Goodtimes
7. Feliz Navidad (I Wanna Wish You A Merry Christmas) - Los Straitjackets
8. Snow Time - Neil Sedaka
9. Let's Stay Together - Jimmy Smith
10. This Christmas - Donny Hathaway
11. Christmas Eve - The Galaxies
12. Holiday Fortnight - The Specials
13. Rockin Around the Christmas Tree - The Jets
14. Christmas Time - The dB's
15. All I Want For Christmas is You - The Trekky Yuletide Orchestra
16. My Baby - Christmas Island
17. Keep Your Magic Out Of My House - Spectrals
18. Wishes - Ducktails
19. I Do Not Care For The Winter Sun - Beach House
20. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow - Herb Alpert & Tijuana Brass
21. Zabadak - Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick and Tich
22. Love You So - King Khan & BBQ
23. Christmas Time (Is Here Again) - The Beatles

 これまでのクリスマスミックスとできるだけかぶらないようにはしたんだけど、やっぱり少しかぶっているみたい…。友達のカフェやレコード屋には2枚組で送りつけていたうちの、1枚がこれ。もう一枚のは彼等の為のエクスクルーシヴなものということで。

 今年の後半はPhil Spector関連のものにどっぷりとはまってしまったので、その影響は結構でているのではないでしょうか。それでも新旧織り交ぜるのと、クリスマスに合いそうな曲を入れるということは意識してました。個人的に一番気に入っているのはJimmy SmithのAl Green "Let's Stay Together"カバー。いわずもがなのライブ盤Root Downから。実は数年ぶりに大枚をはたいてオリジナル盤を購入してしまったほどのお気に入り。このカバーは反則。Jimmy Smithのオルガンはもちろん、Arthur Adamsの不良ギターもたまらない。それにゆったりとうねるベース、手数は少ないながらも軽やかだけれどグルーヴィーで色気のあるドラム、心地良いパーカッションにカウベルと、全てが心地良い。もうこの曲だけずっと聴いててもいいくらい(笑)。
 いろんな種類の曲を入れようとしてちょっとまとまりに欠けるところはあるのだけれど、こいう雑食な感じが大好きなのでどうしようもないですね。みなさんのクリスマスパーティーのおともになれば幸いです。

あ、ちなみに、もう一枚のはこんな感じ。

1. Hot Club of Christ - Aztec Camera
2. Santa Bring My Baby Back - Elvis Presley
3. White Christmas - The Drifters
4. Little Saint Nick - Beach Boys
5. Snowflakes - The Honeys
6. Santa Baby - The French Impressionists
7. Sleighride - Lio
8. Christmas Holloways - The Holloways
9. Santa Claus Is Coming To Town - Ventures
10. A Poundland Christmas - Wild Billy Childish & The Musicians Of The British Empire
11. Marshmallow World - Darlene Love
12. Mountain Song - Gangway
13. Wonderful Christmas Time - Paul Mccartney
14. Father Christmas - The Kinks
15. Merry Christmas (I Don't Want To Fight) - Ramones
16. Let It Snow - Los Straitjackets
17. Nice On The Ice - Vic Godard & The Subway Sect
18. Amen - Impressions
19. White Christmas - John Edwards
20. Happy Christmas [feat. Toots & The Maytals] - Byron Lee & The Dragonaires
21. Fairy Tale of New York - The Pogues
22. Temptation Of The Angel - Always
23. Snowfall - The Avalanches
24. Snow Flakes - Severin Browne
25. Happy Xmas (War Is Over) - John & Yoko The Plastic Ono Band
26. Maybe This Year - The Wailers

2010年12月15日

love-hate relationship



久しぶりの東京生活。
街並も変われば、世の中も変わっている。それに加え、自分自身の考え方や物の見方がこの数年のうちに出会った人達や起こった事に因って広がっている(多分、軸の部分は変わっていないはず。)であろうから悶々とする日々です。
まだ、自分の空間を手に入れられてないのが一番なのかもしれないけれど・・・。

インターネット/コンピューターの発達した世の中で、うまくそれとつきあって行く事が出来たら、きっとすごく便利でストレスも少なく活用できるのだろうな、と思っているのだけれど。
私の場合は、
洋服や靴などは試着しないと、本当に自分が欲しいものなのかどうかは判断できないし
レコードや本も直に手に取って、古本ならば前の持ち主の鉛筆の印だとか栞だとかを見て、ニンマリしてお金を出していたい。店員さんといろんな話をして見たりも楽しい。
家で自分で淹れるコーヒーもいいけれど、心地よい音楽が流れている場所で美味しいコーヒーを飲みたいとも思う。
昔はよくやっていた、’どこどこの喫茶店で待ち合わせ’は、合理的だと思う。だって、どちらかが遅れて来たってコーヒーを飲みながら、本を読みながら、何かをしながら、待てるもの。
DVDを借りて、お家で観る映画も嫌いじゃないけれど、映画館に行って観るあの独特な気分もやっぱり無いと嫌だなぁ。

そう思って外に出ています。なかなか素敵な発見もあるものです。

でも、欲しいものが決まっていて時間がない時にはネットショッピングしてしまったりもするんですがね。




追伸:渋谷のマークシティ近くに、中村くんがbarをオープンしてました。
早速行って来たけど、店主のお話、心地よい音楽と、中村屋のコーヒー、美味しかったです。barなのでお酒もいろいろあるよ。

Bar Music バー・ミュージック
150-0043東京都渋谷区道玄坂 1-6-7-5F
Tel 03.6416.3307 
Open / 18:00~26:00

2010年11月29日

午前十時の映画祭

日本で名画と言われる物を観るには、どこへ行ったら良いのだろう、と
ネットサーフィンしていたら、邦画は結構見つけられたのだけれど、洋画がみつからん!と思っていた矢先に
こんな素敵な映画祭をしているのを発見。


映画演劇文化協会主催で、午前10時からの回で、1週間ごとに50年代から70年代を中心とした名作映画が全国にある東宝系映画館の一部をまわる、という映画祭。

今、第1回目をやっているようで、第2回目が規模を広げて2011年2月より開催されるみたい。
詳しくはこちらから


楽しみです。

2010年11月22日

André Kertész  at Jeu de Paume


Nageur sous l'eau Esztergom, 1917

小雨が降る日曜の昼下がり、André Kertészのエキシビジョンを見るために Jeu de Paumeへ足を運ぶ。(今、実はパリに居ます。)

彼の生きて来た時代ごとにまとめられている展示は、見やすくそしてその時代ごとに彼の撮りたかった気持ちがそこにあった気がする。
カメラを初めて手にした時から、この世を去るまで、ファインダーを通して自分が感じている事を表現し続けた彼の写真をエキシビジョンでまとめて見れる機会に出会えた事を感謝したいと思えるものだった。

久しぶりに写真集を購入してしまった。それもフランス語解説。さて、フランス語、勉強始めないと駄目だな。


横浜美術館にも彼の写真が所蔵されているらしいので、訪れてみようと思う。

2010年10月7日

My Favourite Place in London part1



私の好みを裏切る事なく、必ず月に1度は足を運んでしまっている場所、
その名も、BFI (British Film Institute)

毎月のように、監督もしくは俳優/女優の特集を組んでいて、
時には、映画音楽を作っている人の特集を組んでいて、
日曜の昼間には子供向け映画を上映していて、
選び抜かれた最新作も上映していたりして、
shopには大量の映画に関する本、DVDなどが売っていて、
視聴覚室のような場所では映画の鑑賞が出来たりもする、
マニアならずとも、映画が好きな人にはたまらない場所なのです。

映画が上映される前に、手に取るのが
A4紙の裏表に渡りその映画にまつわる事が綴られている、いわば案内用紙。
これを手にして席につき、映画が始まるまでの時間を費やします。

私が観に行く映画は、9割方クラッシックと言われる類いの作品だからなのか
いつも隣、前後の席には決まってちょっとめかしこんだおじいちゃん/おばあちゃんがいるものです。きっとリアルタイムにその映画を楽しんだであろう方々。
そんな方々と一緒に、一つのスクリーンを眺めて、数十年の時を超えてその世界に引き込まれて行くのです。
あ、もちろん、お客さんは10代の若い子からお年寄りまで、年齢を問わずにおりますよ。


’あの映画を大きなスクリーンで観たい!’と思っていたら
大抵はここで、観れる。そんな場所。

ここの映画館、上映中は飲み物はOKだけど、食べ物は禁止なので
‘ポップコーン片手に。’ は、出来ないのだけれど
バリバリと食べ物の音やおいしそうなファーストフードの匂いはしないから
’映画を見入る‘にはもってこいの場所なのです、私にとっては。


今月はDeborah Kerr、そしてBallets Russesの特集中。
来月は、Frank Capraの特集!

ようやく "It Happened One Night"をビックスクリーンで観れる!

2010年9月11日

making my own dark room



 モノクロフィルムの現像とプリントって、時間がかかるし金額も結構するわりにあまりピンとこない仕上がりが多くてなんだかなぁと思っているのだけど、どうでしょう?まぁ、自分の写真の腕を棚に上げていうのもなんですが…。
 なので9月に入って、前々からやりたいと思っていた黒白写真の自家現像&プリントを本格的に開始するために部屋を暗室化することに。まず今日は部屋のカーテンをダークカーテンに換えて目張りをし終えた。しかし、水をどうやって引いてこようかという問題がなかなか解決できず、まずはフィルムの現像から始めようと思う。妹が芸術系の某大学で写真を専攻していたので、引き延ばし機とか現像に必要な道具は大体揃っていたので助かる。薬品も残っていたけれど、念のため新しい物を購入。次の休みには現像だけでも始められると良いのだけど。
 とりあえず数ヶ月前に購入して何回も読み込んでいる専門書を片手に手探りではじめてみるつもり。絶対はまるだろうなぁ、失敗も多いだろうけど。TAKAちゃんが帰国するまでにはそれなりに現像からプリントまでこなせるようになっていると良いけど(笑)。最近はこれに夢中なのです。時代に逆行しているけどね。でもこんなデジタル時代なのにヴァイナルは無くならないし、やっぱり単純に楽しいじゃん。

2010年9月5日

2010年8月30日

The Illusionist



1956年に、Jacques Tatiによって書かれた脚本を、’ベルヴィル・ランデブー’の脚本・監督であるSylvain Chometによって映画化されたお話。

心がほっこりするお話で、描かれている風景がパリ・ロンドン・エジンバラと足を運んだ事のある所ばかりだったのでなんだか懐かしくて恋しくなる。
欲を言えば、おじさん(ジャック・タチ)が実際に演技しているのが観たかったなぁ。

2010年8月22日

Vacation



小旅行に、出かけてました。2010年夏の鞄を肩から提げて。どうしても、再度その空気に触れたい場所へ。


海が見たいと、無性に思うの時が周期的にあるのは、海辺の街で育ったからなのかなんなのか。
それも、ただ単純にビーチというのではなく港がある所。潮の匂いと澄んだ空気がとある所。

イギリスの南西部にある、Cornwall。
以前訪れた時数時間しか居れなくて、もっと滞在したいと思ったSt.Ivesという街へ宿を取り、気ままに何も予定を立てない時間を過ごしてきました。前日に宿と電車の切符を買っての思い立ったらいってしまう、最低限の着替えと好きな小説を1冊、そして愛用のカメラを持って出掛ける、そんな旅。


浜辺でゴロゴロ昼寝したり、本を読んだり、クリームティを食べたり、あてもなく街中を歩き回ったり、アイスクリームを食べたり、写真を撮ったり、美味しいシーフードを食べたり、海水に触れてみたり。



太陽と共に体内時計を使って暮らす時間は非日常で、心に溜まっていた汚いものを削ぎ落としてくれた気がする。
最近頭の中でいろんな小さな事がグルグル回っていただけに、それらをすっきりまとめるのにも、すごくよかった。

やっぱり、思った事。
海のある風景が好きだ。
海とつながっている空が好きだ。
そして、写真を撮る事が好きだ。



瑪瑙色の海。


鴎がそばにいつもいる。


港にて。


また、来年。今度は、コテージを借りて2週間とか過ごしたいなぁ。

2010年8月18日

Dark Girlish Religion Mix - Aug 2010

Dark Girlish Religion Mix - Aug 2010
(download)

1. Love Song 2009 - Dent May 2009
2. The Next Time Around - Little Joy 2008
3. African Lady - Jonathan Richman 1987
4. Bedsit Girl - Chris Spedding 1976
5. Pay It Back - Elvis Costello 1977
6. September Gurls - Big Star 1974
7. Parade - Delta Spirit 2008
8. Dancing Days - Led Zeppelin 1973
9. Cowgirl in the Sand - Neil Young 1969
10. Promises - The Morning Benders 2010
11. Fluorescent Adolescent - Arctic Monkeys 2007
12. Cape Town - The Young Veins 2010
13. Matchpoint Of Our Love - Beach Boys 1978
14. That Feeling - Dent May 2010
15. Birthday Kiss - Spectrals 2010
16. No One Will Ever Know - Family Trees 2010
17. Summer - Magic Kids 2010
18. Go Outside - Cults 2010
19. You Send Me - Sam Cooke 1957

自分でもわかってる、こんなに音楽好きでも何にもならないかもしれないって。何か楽器が出来るわけでもなく、歌が歌えるわけでもなく、ただレコード買って聴いているだけだから。でも、どうしてもやめられない。完全にグッとくるメロディ中毒患者です。

今日は仕事帰りに、友達の古本屋さんが参加している古本市をのぞきにかなり久しぶりに渋谷へ寄って帰ってきた。何百何千という本をざぁ〜っと物色して、4冊ほどピックアップして購入。その昔、スケーターでむらじゅんとCC Lemon、Yeah〜っとうたってCM出演を果たしたこともある彼だけれど、本好きが高じて独立開業して頑張っている。なんかそういう人が側にいると勇気づけられます。

そうそう、数年前に妹が勤務する美術館のショップの為に作ったコンピがいまだに人気らしく、「これ誰の曲ですか?」とか「今かかってるCDって売ってるんですか?」とか問い合わせがかなりあるらしい。しかも外国人がよく訊いてくるらしい。なんだかそれだけで嬉しいです。

2010年8月15日

夏を探しに。



大作を一休みしている間、気晴らしに小さい物を作っていました。
夏の鞄が欲しかったから。
ようやく完成。 クロスステッチ部分は結構さくさく進んだのに
今回は、周りを額縁みたくしたかったから手間がかかった。。。
来年の夏まで箪笥の奥で寝ていてもらおうと思ったけど、
やっぱり使いたい!と、思い立って完成させた、私の2010年夏の鞄。


これを提げて、明日からCornwallというイギリスの南西にいってきます!

海をみに。
心の浄化に。

2010年8月10日

William Eggleston



 気付けばもう8月も三分の一を過ぎてしまった。最近、以前より遙かに時が過ぎるのが早く感じられる。大分歳をとったからか、なんだか無駄に焦りを感じてしまうのだけれど…。
 7月はWilliam Eggleston展を観に原美術館へ行ってきた。かなり久しぶりの原美術館。William Egglestonの写真は凄く好きで日本での展覧会をやると知ったときはめちゃくちゃ嬉しかったのだけど、よく内容をみると、どうも最近のパリ、東京を撮ったものがメインの展示らしい。いくつか写真を見た限りでは、昔のような感じではなさそうだったけれど、やはり日本で観られる機会は少ないだろうからと、行ってみた。

 結論から言えば、予想通り。色味などは綺麗だなと感じる物もあったけれど、正直、昔の作品のような魅力が無い。ちょっと残念な気分になった。それでも5,6点だけ絶頂期の写真集『William Eggleston's Guide』から展示があり、それはとても素晴らしかった。なんだろう、やはりその時代の空気なのか、それとも彼自身の当時のパワーが込められているのか、明らかに最近の作品とは違う雰囲気が撮し込まれているように感じた。やっぱり人にはピークというのがあるのかもしれないなぁと考えてしまった。

でも、写真好きな人はとりあえず見に行ってみたら良いと思います。

原美術館はこじんまりしていて好きな感じではあるけれど、やっぱりWilliam Egglestonは、個人的にはしっかり経費をかけて回顧展を東京都写真美術館あたりで大々的にやって欲しい写真家だなぁ。

2010年7月29日

Dark Girlish Religion Mix July 2010 - Relaxing Summer

"Relaxing Summer" (download)

1. When the Morning Comes - Kalapana (1975)
2. Lay Down The Law - G. Love & Special Sauce (1997)
3. D'yer Mak'er - Led Zeppelin (1973)
4. Hard to please - The Summer Sounds (1969)
5. Someday Soon - Harlem (2010)
6. Young And Dumb - Neverever (2010)
7. Lazy - Primitives (1986)
8. About My Girls - Dominant Legs (2010)
9. Club Tropicana - Wham! (1982)p
10. I Got To Know - Starbuck (1976)
11. Precious To Me - Phil Seymour (1980)
12. It's a Summer Night - Flash Cadillac & The Continental Kids (1975)
13. San Tropez - Pink Floyd (1971)
14. Spanish Harlem - Ben E. King (1961)
15. Melt Away - Galaxie 500 (1990)
16. Baby Come Back - Family Trees (2010)
17. Leave Everywhere - Toro Y Moi (2010)
18. 7th Date - Spectrals (2010)
19. When I'm With You - Best Coast (2010)
20. Lightswitch - Eternal Summers (2009)
21. Dangerous Blues - The Young Veins (2010)
22. City By The Sea - Good Shoes (2010)
23. Music When The Lights Go Out - The Libertines (2004)
24. Friday Night, Saturday Morning - The Specials (1991)


夏の朝から夜をイメージしてつくった7月のミックス。
再び少し気になりだしてる70年代ロックから自分なりに夏っぽさを感じさせる曲をセレクト。朝の清々しい空気から、午前中の躍動感のある感じ、そしてお昼から午後にかけての少し気怠い感じ。夜の涼しげな空気感、そんなものを感じてもらえたらよいなと思います。音源はまた後ほどアップします。しばしお待ちを。

Kalapanaのこの爽やかなアコースティック・ギターのカッティングが朝にぴったり。
軽やかな口笛と乾いたドラム、G Loveにしては軽いブルース感が心地よい曲。
Led Zeppelinの中で一番好きなアルバムの一番好きな曲。彼らにしては異色のレゲエ風ハードロック。
Summer Soundsは60年代のカルトガレージバンド。青臭いメロディの曲が多くて好きなバンド。
Harlemは去年くらいにデビューアルバムをだしていたガレージっぽいバンドで、この曲は今年リリースされたセカンドから。物悲しいメロディーが全面に出たセカンドが好み。
Nevereverは最近好調なSlumberlandからのほんのり80年代を感じさせる、でも今っぽい、それでいてちょい切ないメロディーが良い感じの音。
ここ数年のシューゲイズリバイバルで再び脚光を浴びる(?)リアル80'sバンドのPrimitivesは、男女混成バンドだけれど、この曲は男性ボーカル。この人達はカバーのセンスも良いので機会があればそれも聴いてみて欲しい。
8月にはデビューEPがリリース予定の新人バンドのDominant Legs。なんかちょっと前のスウェーデンから出ていたような音と今のビーチ・ローファイ・ポップが融合したような感じ。
やっぱり夏と言えばWham!のこの曲はド定番でしょう。もっと音に厚みがあれば尚更良し。
福岡が誇るDJイナマス氏から頂いたCDに入っていて、そういえば夏だなぁと思い真似っこさせてもらいました。どうもありがとうございます!
Phil Seymourはパワーポップの人。パワーポップの中でもかなりポップ。
Flash Cadillac & The Continental Kidsはオールディーズやサーフものの70年代リバイバル組。この曲はスペクター感覚のサーフ/ビーチミュージックで最高です。
Pink Floydにも夏っぽい曲はあるわけです。
スペクターの夏曲。Ben E Kingのこの曲はベースが格好良すぎ。
Galaxie 500は90年代初頭を代表するインディーギターバンド。
Capture Tracks周辺のFamily Treesのデビュー作かな?
これまでと全く路線の違うToro Y Moi。このバンドサウンドはたまりません。
SpectralsとBest Coastに関してはこれまでのポストに譲ります。
このEternal Summersはこういう気怠いけどシューゲイズ過ぎない感じが好き。
ex. Panic at Discoの中心メンバーによる新プロジェクトがこのThe Young Veins。60年代のガレージポップ路線が大成功。メロディが自分好みです。
ひっそりとリリースされたGood Shoesのセカンドアルバムから。渋すぎる。
The Libertinesについては僕がわざわざコメントする必要もないでしょう。
ラストは夜遊びの終わりを告げるThe Specialsのシングル曲で。
そして朝がまたやってくる、というエンドレスでリピートして貰えるようにしてみた。

2010年7月18日

The Family and the Land: Sally Mann at Photographer's Gallery


photo by Sally Mann

久しぶりに、Photographer's Gallery に足を運んだ。
今、90年代にアメリカで活躍し、なお写真を撮り続けているphotographerであるSally Mannのexhibitionが行われている。
彼女が、子供たちをとった写真は、何とも言えない空気感があり、吸い付けられてしまう。
子供たちの瞳や表情が真っ直ぐで、尚且つ危うい心が見え隠れしているように、私に映るからなのだろう。
Landscapeを撮ったものも展示されていたが、個人的にはやはり子供たちを撮った物の方が好きだった。
また、上映されていたドキュメンタリーでは彼女が写真を撮っている様子も見れて興味深いものだった。

9月19日まで展示しているようなので、機会がある方は是非。(ロンドンだけど・・・)

2010年7月6日

lately....

照りつける太陽が眩しい日々、昼はもっぱら木陰から太陽を眺め
心地よい風を楽しんでいるのだけれど、ビーチに行けるほど時間とお金の余裕がない私は相変わらずヴァカンスを妄想中。

この2ヶ月ほど毎日のように少しずつ進めていることがこれ。


Bonheur des Damesというフランスのクロスステッチキットなのだけれど、今やっているのが、”夏”って言うテーマのもので、30㎝x40㎝という大きさ。
麻の生地にハーフステッチ(麻の目1つ1つにステッチしていく)と、クロスステッチをしていくのだけれど
ハーフステッチの細かさには最初はビビってしまって投げ出したくなってしまった。


この細かさ、でもきれいに出来上がるとステッチしたというよりプリントされた程に見える。

ラヴェンダーが摘まれた籠やら灯台、ヨットを眺める女の子。夏をイメージするものが盛りだくさんで見ているだけで
幸せな気分になってしまう。
完成したら、額に入れようかクッションカバーとかバックにしようかと、悩み中。



そして、先日、ふらりと立ち寄った古本屋でコレットの”青い麦”を70p(約100円)で救出。
フランスのブルターニュ地方の夏の風景と、思春期のヴァンカとフィルの恋する心が読んでいて頭の中に次々と流れていく作品だった。
なんとまぁ、15、6歳の大人になる過程での恋愛、嫉妬だとか束縛だとか悶々とした気持ちだとかを、夏の海岸線に並べていくもんだから、読み終わった後はドロドロというよりも、なんとも涼しい風も吹きそうな感じ。


きっとこんな岩場で蝦や蟹をとっているんだろうなぁ、と空想

堀口大学 訳 を読みたいです。


映画も相変わらず観ています、ちょっとずつ。


あ、あと、父が知人の結婚式を兼ねてちょっぴり遊びに来ていたので Wenlock Armsに連れて行きました。
ずいぶん古いのを演奏するんだなぁ、日本に連れて行きたいなぁ。と。
満喫していたようでした。


Jon, Brian, Paula とおとん。Alは中にいて写真に間に合わず。残念。

本当はLord Napierにも連れて行きたかったのだけれどちょっと遠かったので断念。無理してでも連れて行ってあげればよかったなぁ、と思っているのだけれど…。


そして、Salisburyに住む友達を訪ねて行ったり。近くで見るStonehengeよりも遠くから見える方が好きだった。

stonehengeとそれを眺める人たち。地元民が連れて行ってくれた隠れスポットから。

Things I like


Atlantaから戻って一ヶ月も経たないうちに今度は休暇としてまた東京に行った。その時にシカゴで見つけたジャパンバーバリーのレインコートと右はアトランタのThrift storeで買ったジャケット。
ちなみに茶色の編みベルトはRalph Kids。


東京の次はニューヨークだったんだけど、その帰りに空港で買ったKiehl'sのモイスチャークリーム。
日焼け止め効果もあるしかなりのお気に入り。


アローズで買ったCitizenのちっちゃい時計。


飛行機の中で暇すぎて衝動買いしたクロエのトワレ。いつもAgent Provocateurを使ってて、他の香水は買ったり貰ったりしても余りつけないくせにこれは大ヒット。今は夏だしこっちの方を使う頻度が多いくらい。


Whole Foodsでとうとう買ってみたWeledaのニューライン、ざくろシリーズのボディオイル。ホワイトバーチのオイルと気分によって使い分けているけど、こっちの方が匂いもテクスチャーも断然好み。


グラスゴーにこないだ仕事で行ったとき、空港で思わず買ってしまったシャネルの淡色ネイル2色。
つけてみて違いがわからない程似ている色なんだけど、片方はビンテージレースのようなクリームでもう片方はごく薄いピンク。


セール万歳!オフィスの近くのAgent Provocateurが50% offなので2日に一回のペースで立ち寄っては何かしら買ってしまう。これは本日購入分。半額でも高いので気をつけないとやばい。


毎日使うベッドリネンはシンプルなのが好み。その中でも一番お気に入りなのはラルフのピローケースたち。
ベーシックなサイズの方はオックスフォード地のストライプ。スクエアの方はパリっとした白のコットンにブルーのパイピング!

今非常に欲しいのは手頃なサイズのトラベルバッグ。機内持ち込み可なやつ。
J.W.Hulmeのグリーンキャンバストートかキャリーオンで悩み中。


こっちがトート。めっちゃ実用的


キャリーオンの方がクラシックなんだけど、レザー部分のディテールがありすぎて気になる

2010年6月23日

Dark Girlish Religion Mix - June 2010



※ミックスの曲目間違ってた!すんません!下のヤツが直したヤツです…

さて、久しぶりにファッションネタを。
こういつもイングランドかぶれを自称していると、普段の格好もそういう感じだと思われそうなのですが、意外とそうではなくて(笑)。基本は高校時代のアメカジなもんで。もちろんクラークスとかそういうトラッドにはまる時期もあるんだけど。やっぱりどうしても90年代のストリートの洗礼を受けてしまっているので、ついついそういうのに反応しがち。

で、このところずっとピンとこなかったSupremeが、今季めちゃくちゃ良い。正確には良かった、かな。欲しくても売り切れてしまって買えない物が沢山あった。買えたのはボタンダウンの3カラーズ・ギンガムチェックシャツ2種。本当はThom Brownとのダブルネームのシャンブレーシャツが欲しかったのにいつの間にか入荷していつの間にか売り切れてた。まぁ、高すぎて買えなかったけどね、どっちにしても。

前のポストで書いた小沢健二を観に広島に行った際、例の友達に今季いいんだよ、このシャツもそうなんだけどさ、というと、彼は「ああ〜!それか!さっきからすごいサイズ感いいなぁって思ってたんだよ!」と。彼の周りでもそういう噂があるらしく、今季は本当に復活な感じで人気らしい。ある雑誌ではanythingのエーロンが前身今季のSupremeで決めている姿が表紙になっていたし。NYストリートカルチャー復活の兆し。いや、西海岸もやっぱりいいらしい。

そんな事ばっかりいつも考えているのです。



Dark Girlish Religion Mix - June 2010
"Beach or Picnic or Night Out" (download)

1. Castles in the Sand - Stevie Wonder 1964
2. Redheaded Girl - The Soft Pack 2009
3. California - The Kooks 2005
4. Surrendered - The Bluetones 2006
5. Baby Boy - Three Blind Mice 1997
6. Build The Wall Up - Lake Heartbeat 2009
7. Midnight Sun - The Avalanches 1963
8. Keep Your Magic Out Of My House - Spectrals 2010
9. Fall Straight Back - Eternal Summers 2009
10. Lost @ Sea - Pearl Harbour 2009
11. All Day Music - War 1971
12. Use Ta Be My Girl - The O'Jays 1978
13. Since I Lost my Baby - Kool And The Gang 1969
14. The Boys Are Back In Town - The Cardigans 1995
15. Summer Days - Phoenix 2000
16. Holiday - Albert Hammond, Jr. 2006
17. Surfer Girl - The Sentinals 1995
18. サマー・ガール (Summer Girl) - ザ・スパイダース (The Spiders) 1966
19. Baby I'm Yours - Arctic Monkeys 2006
20. Big Wave Rider - Rainbow Bridge 2009

去年も同じようなことを書いた気がするけれど、やっぱり夏が近づくとビーチや太陽の香りが感じられる曲を好んで聴くようになってしまう。なので自然とこういう選曲です。去年と少し違うのは、これ以前にはまっていたソウル、レアグルーヴの影響がまだ残っているところか。それとやっぱり90年代の空気感がどうしても忘れられない。これはその時代をリアルタイムで過ごしてしまった宿命と今では諦めているのだけれど。でも今回はDGR Mix史上2回目の日本人アーティストの登場。しかも60年代。いや、でもこのシングルは本当に好き。和物なんとかっていう括り関係無しに違和感なく溶け込んでいると思うのだけれど、どうでしょう?

2010年6月22日

小沢健二を広島で



そうですね、6月の初めにはオザケンの復活ライブを観たのでした。
東京がとれずに、むか〜しのツテでなんとか広島公演をゲット。
一番仲の良いレコ屋経営の友達がいるのでなんとか1泊する予定で行った。

移転拡大した彼のレコード屋、STEREO RECORDSはかなりいい光の入る一等地に。
彼とはお互い故郷は違うものの、たまたま同時期に福岡にいた頃にいつもクラブで見かけていたということで仲良くなり、それからお互い違う土地に住むようになってもたまにあってディープな話しをしあえる仲が続いている。もう本当にお互いにレコード、音楽馬鹿。そんな話しだけで朝まで飲んでしまうことがほとんど。

なもんで、広島行きはかなり楽しみにしていたのだ。

で、オザケンの広島公演何時間か前に彼の店に寄り、ちょっと食事を一緒にしてから会場へ。会場には意外と若い子もいて、なんだか不思議な感じ。物販が以上に盛り上がっていたけれど、最近そういうのにあまり触手が動かなくなっているので適当に見てスルー。
中にはいるとめちゃくちゃ良い席だった。そう、今回は全席指定なのだ。噂ではライブは2時間以上に及ぶ長丁場だという。なるほど、これは席ある方が良いかも。

しばらくして開演。
突然、会場内の全ての灯りが落とされた。非常口の看板も消えた。
そして突然大停電に襲われたNYで…というオザケンの詩がその暗闇の中で朗読される。人々は困っている人を助け、蝋燭に灯をともし、音楽が普段よりもずっと心に響き…というその内容にいきなり暗闇の中でガツンとやられた。ああ、政治的発言とか自己啓発とか生活費稼ぎとかもうそういうことはどうでもよくなった。

「大衆音楽の一部であることを誇りに思います」というその素直な言葉に素直に感動できた。そう、それがあるから小沢健二の音楽が僕は好きなのだろう。他の誰かとその感情・感覚を共有できることの素晴らしさ、そしてそこに生まれる幸福感を感じることがなにより嬉しい。それがあるから音楽を聴き続けている、そんな気になった。だから音楽は必要なのだ、僕には。

ちなみに、先に書いたレコ屋の友達にこの言葉のことを話したら、「お〜!それだよ!まさとお!!名言だねぇ。メモしとこう。」といってしっかりメモっていた。

Dark Girlish Religion Mix - May 2010 - World Cup editon

Dark Girlish Religion Mix - May 2010 - World Cup editon
dedicate to FIFA World Cup 2010 South Africa
(download)

1. Football's coming Home ~ God Save Our Queen - England supporters EURO 96
2. Reggae Merengue - Tommy McCook & The Supersonics 1970
3. The Liquidator - Harry J. All Stars 1969
4. Pheonix City - Roland Alphonso 1999
5. Jamaica Jump up - Byron Lee 1967
6. Dr.Kitch - Georgie Fame 2003
7. Out Of Time - Chris Farlowe 1966
8. Pretend - Castaways 1964
9. Wrong 'Em Boyo - The Clash 1979
10. Tom Hark - The Piranhas 1980
11. Allright - Supergrass 2004
12. Parklife - Blur 1994
13. Colin The Copper - Glasvegas 2007
14. Rule Britannia - Rangers' supporters at Ibrox stadium
15. Chelsea Dagger - The Fratellis 2006
16. How It All Went Wrong - Les Incompétents 2006
17. Vertigo - The Libertines 2002
18. Stumble and Fall - Razorlight 2004
19. Sparky's Dream - Teenage Fanclub 1995
20. The Wildfire (if it was true) - Mando Diao 2006
21. Stay Young - Oasis 1997
22. Just When You're Thinkin' Things Over - The Charlatans 1995
23. Waterfall - The Stone Roses 1991
24. Slight Return - The Bluetones 1996
25. Three Lions '98 - Lightning Seeds 1998
26. Exotic Football Calypso Of 1953 - Edmundo Ross 1953?

ワールドカップ始まるまでにつくりたかったけど、ようやく出来上がり。
一応、5月のミックスということで。プレミアリーグのスタジアムでかかるような曲を中心にフットボールをイメージする曲を今回は選んだつもり。

といっても、やっぱり英国贔屓な僕は偏った選曲をしてしまう。
カリプソやスカが多いのが意外に感じる人も多いだろうけど、英国の歴史においてもこの関係は意外と古く、昔のフットボール関連の曲には「〜カリプソ」という曲名のものがかなり多いのです。もちろんブリットポップとフットボールだって切っても切れない関係なのですが…。
と、この辺のことを書き出すとキリが無くなってくるので、ひとまずこの辺で。


ところで、今回はしっかり日本を応援してます。
W杯開催前の試合も見守り、壮行試合の韓国戦は埼玉スタジアムまで観に行った。
なんだかんだいってやはり日本は日本人のマネージャーが合っていると思う。

今回のW杯は結構個人的には盛り上がっている。というのも十代の頃から知っている選手が色々な国の代表の核となっていて、少し偉そうだけれど、立派に成長した息子達を見ているような気がするからだ。とくにオランダ代表にはそれを強く感じられる。なんたってエールディビジにはまってスカパー!をHDに録りためながらむさぼるように見ていた頃に出てきていた選手達ばかりだからだ。そして憧れの攻撃的フットボールが僕を魅了してやまない。

さらにイングランドにも今回はかなり期待している。贔屓の赤い悪魔の一員のルーニーをはじめ、カジくんご贔屓のブルースが誇る中盤とセンターバック、若いウィンガー達。うまくはまれば面白いことになりそう。

でも一番優勝に近いのはアルゼンチンではないかとも思っている。みんながメッシ、メッシと騒ぎ立てすぎるのであまり大きな声で応援しているとは言いたくないけれど、でも、やはりメッシは好きな選手だ。



ところで、このミックスにちょこちょこ入れたイングランドやスコットランドのサポーターの熱さ、凄くないですか?国歌斉唱の伴奏やリードシンガーがかき消されるほどの大合唱。これを聞いたらどれだけ力が沸いてくることか。それに国歌なみの扱いの「Rule Britannia」の大合唱もめちゃくちゃ迫力ある。さらに日本で言うところの国立競技場のようなうぇんぶりースタジアムでの試合でも流れる「Three Lions」。これがもうオフィシャルアンセムと言っても良い扱いでみんな試合前から大合唱して盛り上がるんだから、そりゃ気合い入るってもんです。



"Rule Britannia!
Britannia rule the waves.
Britons never, never, never shall be slaves."


あ、あとイングランドの応援で好きなのはこのEngland Supporters Bandの伴奏付きの「The Great Escape(大脱走)」。たぶんみなさんお馴染みだとは思いますが。



日本代表の予選突破をかけたデンマークとの試合まであと僅か。
なんとか、なんとか予選突破して欲しい。

時差が微妙でなかなかリアルタイムで観るのが難しいゲームもあるのだけれど、やっぱり基本はリアルタイム!最近の娯楽はもっぱらこのW杯観戦+ビールです。

2010年6月12日

early summer

『あぁ、暑くてつらい。』という言葉を発したのはかれこれ、約3週間前の3日間。
その後、ノースリーブしかり、半袖を着る機会がなく、再び横縞の長袖Tに逆戻りの日々。
ニットジャケットを引っ張りだすのももう嫌で、なにかニットではないけれど暖かい上着が欲しいなんて思ってしまっているのだけれど、よくよく考えたら、6月なのね。

でも、暦の上では夏だから、せめて気分だけでも味わいたい!という事でここ最近は、夏の気分になれる映画をみてました。


ヴェネチアの夏を垣間みてみる。"summertime"


そして、南仏へ。" Bonjour Tristesse"


Saint Tropezへ。"Saint Tropez Blues"


そして再びイタリアへ。" Plein Soleil"

まだまだ空想のヴァカンスは続きます。
それにしても、やっぱり夏は夏の色の服を着たいもの!
全身黒なんて暑苦しくてみていられない!が、私とナツミちゃんの同意見。


かわいいレースの上にヴィンテージの短パン。夏!ですな。

ザ・夏のお嬢さんドレス姿のサヤカちゃん


そして、私は、ヴァカンスを夢見て
そんな情景をチクチクcross stitch しています。これは、できあがったら写真とります。

おいしい夏野菜を食べたい!
そんな日々。

2010年5月27日

Around the world 2

西海岸と東海岸は時差があるためATLに到着したのが朝の7時過ぎ。早!
がしかしそこはマブダチJohn Kangがフォローしてくれ、しっかり空港まで迎えに来てくれた。
超久しぶりすぎるんですけど!一通りドライブしながらキャッチアップしたあと、ブレックファーストを食べに知る人には有名過ぎるMajestic Dinerへ。


Carbonasのメンバーが朝っぱらから働いていた

普通な味のダイナーだった。どうやらマネージメントが変わってしまってつまらない店になってしまったようだ。
その後軽くアトランタ観光をしてからJohnの家でチルアウト。うわーこんなにダラーっとしたの今年に入って始めてだよ!と急にワーコホリック気味だった現実に恐ろしくなる。
昼ごろColeから電話でランチに行こうぜ!と誘われたのでColeとKikiの車に乗って近所のメキシコ料理屋に行き昼からマルガリータを飲む。
やっとJaredが起きたらしいのでCole達とThrift Storeに寄ってお買い物をしてからJaredの家へ。
これから3日間私はJaredとハウスメイト、イングリッドの家に泊めてもらうのです。

Cole達はすぐ隣のブロックに住んでいるのでまた夜にみんなでボーリングに行く約束をし一旦別れ、今度はJaredの友達スコットが現れたのでイングリッドも一緒に4人で近所のパブに飲みに行く。
「なんかすっげー変なの!こんな普段の風景にお前がいるなんてさ!」とJared。確かに凄く新しい。いつもどちらかというと非日常のシーンでばかり一緒だったからね。
しかしやってることは私が普段ロンドンでやってることとほぼ一緒。
一応クールなエリアに住んでいるくせに、なるべくそういう人たちに会いたくないとかいって一番人気の無いパブに親しい人とだけ行くの。

しばらくダラダラと飲んでから夕飯の時間になったのでスコットは一旦ご飯を食べにチャリで帰宅(ユルすぎ)。
私たちは3人で肉を食べに行こう!とサザンフード専門店にバーベキューを食べに行く。
するとなんと店の中でJoe君が友人と食事中!なんていう奇遇だろうか!少しキャッチアップをしてあとでボーリングに行こうよ!と約束をしてから席に着くとJaredが小声で「あのねぇ、Joeと街で偶然会うなんて相当珍しいんだぜ。普段地元で一緒に遊んだりしないし、あいつも家でゲームばっかりしてるしさ」とのこと。ふーん。

とりあえずディナーの後Coleやスコット達と合流し、タクシーで今夜のメイン会場、サバーバンレーンに向かう。


その名の通りめっちゃ寂れたボーリング場である


ぞくぞくとメンツが揃い始める


House of rising sunをサバーバンキッズに向けて熱唱

その後市内のバーに行きしばらく飲んで騒ぎ3時頃にようやく家に戻り就寝。

翌日はPierced Arrowsが街にやってくるので、BBQでもてなそう!と昼過ぎからJared達と買い出しに行き、夕方からすっげー寒いのに庭でBBQを強行。IanやJoeも誘って結局結構大きな規模でのパーティーになる。


しかし寒い


Pierced Arrows到着!


ナイスな手みやげを持って現れたJoeくん


Lenny'sでライブ


Lockettのシャツかっこよすぎ


その後ColeとKikiの家を経由し


またJaredの家で朝までパーティー

寝たのは朝の4時過ぎ。

翌日午後3時くらいに起きて、夕方からJaredとIngridと3人で映画を観る。マイレージ。
すげー普通過ぎてコメントも出来ないまま夜に突入したのでCole達とBradfordを誘ってちょっとオシャレなレストランへ。


素敵なレストランで延々とジョニーデップへの偏愛を語るBrad

ご飯がメチャクチャ美味しかったので気分が良くなった私たち。Cole達に一杯飲みにMJQへ行くから来いと誘われたので着いて行くことに。Jared達は先に家に帰り、Bradもジョニーデップをウィキペディアしなきゃいけないから、といって帰って行った。


Coleが運転できるの始めて知った

2杯くらい飲んでもういっかーと帰宅、すぐ寝る。

翌朝10時過ぎにJoeから電話。「今日なにやってんの?すげー天気良いからストーンマウンテンに行こうぜ」とのこと。「よくわかんないけど行く!」といって昼過ぎに落ち合う約束をする。
隣の部屋でJaredがJohnと電話で話しているのが聞こえるのだが、しばらくするとskypeを通してJaredから「今日の昼飯はJohnとBradfordとソウルフードだぜ」とのメッセージが。そこにいるのに。

しばらくしてJohnが迎えに来たので車で有名なソウルフードの店に向かう。Bradfordはまだ寝ているらしく電話にでないので置いて行くことに。

フライドチキンにケール、ビーンズ、スウィートティーなどATLの郷土料理を出す可愛らしい店(風と共に去りぬのスカーレットの肖像画などが飾ってあったりする)でのんびりランチをしたあと愛車で迎えに来てくれたJoeくんとアトランタの観光スポット、郊外にあるストーンマウンテンまでドライブデート!気持ちいいー。


石の山


この上で昔はKKKが祭事を行ったりしていたらしい

日が落ち始めて来たので市内に戻る。途中寄った巨大Thrift storeで私はトランクを、Joeはレコードを買い、わざと知らない道を通りながらJoeの家に到着。
早速家の中を色々見せてもらって、それからハウスメイトのジュリアン達(冴えないオタク)とyoutube見たりしてダラダラする。楽し過ぎる。ずっとこーいう生活してたいなぁ。


Joeがマーケットかなんかで見つけたTupacとBiggieのツーショット in 天国。なぜゆえBiggieの方が微妙に小さいのか…

夜は最後なのでみんなで焼き肉に行く約束。
Joeと私が準備をしていると「おれたちもつれてけー」と何故かついてくるオタク2人。かわいいなーもう。

みんなで満腹になるまで焼き肉を食べ、最後のバイバイをしてJoe達に空港まで送ってもらいやっとロンドン行きの飛行機に乗る。
およそ3ヶ月も家を離れていたことになるけど、最後が楽しかったのでまあこんなのもアリかな、と思うようにする。

ーつづく