2011年1月28日

Catherine Deneuve の 雨傘




出がけに、録画してあった”徹子の部屋”のCatherine Deneuveゲスト出演回を観たら、なんだか銀幕に居る彼女を観たくなった。
どうにかこうにか予定と予定の間に隙間を作って映画館へ。


私にとっての彼女のイメージはどうしても60年代、もしくは70年代前半で、薔薇のように美しい人。
でも、この映画を観て、(もしくはFrancoise Ozonの作品”8人の女たち”)彼女の元来から持つ美しさは色褪せずにそこにあるのだけれど、椿のように可愛らしい人。
と思ってしまった。

役にも因るのだろうが、それでも、柔らかくて暖かい雰囲気を感じたのだ。
歳と共に生きていくことが、こんなにまでも素敵な事なのかと感じずにはいられなかった。

日々、いろいろな事に好奇心を持って自分の眼で見て感じて過ごす事がどれだけ人の5年後、10年後、さらにはその先の自分に染み出てくるのか、を目の当たりにさせられた気がする。


”しあわせの雨傘”詳しいストーリーはこちらでね。
パリに居た時去年の11月に丁度フランスで上映されていて、フランス語の理解できない私は現地で観る事を断念したのだけれど。
観た後に、心がほっこりして笑顔でその日を過ごせる映画だと思う。
70年代のインテリア(壁紙かわいかったーー!)とかファッションも楽しいからそこも目を凝らしてみていると、その時代にトリップしてしまっていた自分が居た。