2010年4月16日

Quilts 1700-2010

気がつけば、長く暗かった冬が終わり陽の光が眩しくなってきて
歳をとり、サマータイムになり、桜が咲く季節になっていました。
つまりは、ご無沙汰です。

久しぶりにV&Aへ、'QUILTS 1700-2010'というExhibitionのため出向く。
内職モードまっただ中の私にはグットタイミングな特別展。
Quilts といえば、裁縫好きの母が昔、端切れを同じ形にいっぱい切ってお菓子の空き缶に詰めていて、それを使ってクッションカバーやら何やら作っていたことを思い出す。それ以来、Quiltsは自分の中では好きなもの・興味あるもの、だけどちょっと始めるには遠いもの、の1つであった。歴史がどうのこうのよりも、家に中に身近にあって温かいもので手間がかかるものという印象。
チケットを買った後、入場時間まで1時間くらいあったのでTextileのコーナーへ足を運び
Embroideryの作品を観て回る。奥が深くて面白い!と改めて感じた。
そして、特別展へ。
おばちゃんたちにまみれてゆっくりと一つ一つの作品を見て回った。
1700年頃からのイギリスのキルトの作品と現代の数点のコンテンポラリー作品までが展示されていた。(勝手な意見だけど現代のものは素通りしてしまいました。すきずきですがね。)

勝手な想像で、世界中のキルトの歴史を展示されているのかしら、と思っていったので
ちょっといい意味でも裏切られた感じ。
ベットカバーとして使われていたと思えないほどに絵切り絵のようであり絵画のようであり
細部まで工夫が施されているものばかりだった。

周りはもちろん真ん中の絵みたいのもキルトです!

こんなABCをなぞらえた単語を表現するものも!

人の‘手’で全てが作られているというのがどれほどまでに重みが伝わってくるし、
それにまつわる人達の背景が見えてくるから面白い。

気になった柄を一生懸命スケッチしている人や、自作のキルト製バックできているおばちゃんたち。
ShopではV&A特注の端切れも売っていたりしてお客さんたちは目がキラキラしていました。
いつかは自分のベッドカバーを作りたいと本気で思った1日でした。

調べてみたら、The American Museum in BritainというのがBathにあるらしく
そこでは10月末までClassic American Quiltsの展示がされているらしい
行ってみねば。

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