2009年6月27日

Diane Arbus




ロンドンはTimothy Taylor Galleryにて約1か月行われていた、Diane Arbusの写真展に足を運んできた。彼女の写真を観るのは、約3年振り。約3年前にV&A Museumにて大きなExhibitionがあって以来である。
前回よりも、規模は比べ物にならないくらい小さいものだったが、彼女のうつす世界を凝縮させて、1つは写真集Untitled,もう1つはN.Y.や他の場所で撮った写真を、と、2つのブランチに分けて展示されていたのは、うれしい限りだった。

1枚1枚にうつっている、それぞれの被写体の表情や空気、彼女がうつしだしたかったであろう世界を想像しながら、ゆっくりと見てまわった。

写真集を家でみているよりも、インターネットで画像検索してみるよりも、やはり実際の写真を目の前にした時のドキドキや心に突き刺してくる何かが、自分の写真を撮ることへの気持ちに刺激を与えてくれた気がする。


’The condition of photographing is maybe the condition of being on the brink of conversion to anything.....'
― Letter from Diane Arbus to Marvin Israel, February 12,1960

1 件のコメント:

  1. いいなぁー!やっぱりなんでも実物を感じないとね。

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