2010年2月6日

Wenlock Arms, home sweet home!


この犬も毎週いる常連さん。


2010年元旦。一人で近くのPub、Wenlock Armsに出向く。
いつもの、顔ぶれ。が、年明け早々、演奏をしている。
LocalのPubとして毎晩のように飲みに来ているおやじさんやらおばさん、そしておじいちゃん達もいた。
Aleが有名なPubなので、普段はAleを飲みにどこからか来ている人達もいるのだが、その日は、ちょっと静かで、アットホームな空気が漂っていた。
極寒だった、1月初旬。
その次の週から、我らがAlは、欠席をしだした。
雪の降ったロンドンだったから、寒さと滑りやすい道路で欠席だと思っていた。

その次の週も、その次の週も、彼は欠席。
なんだか、いつものPubの明かりが1つ、ついていない感じで物足りない。
変わりに演奏しているPaulaのクラリネットはそれはそれで素敵なのだが・・・。

その後2週、私が自分の事情で欠席。
そんな翌日は決まって心が重たい。
元気が出ない。
自分が欠席したくせに。である。


そして、今日、期待を胸にPubの扉を開けようとしたとき、トランペットの音!
なんだか、ニンマリ。
元気そうに、やや痩せたAlがそこで演奏していた。
15分休憩、外でタバコを吸っていると、Alがそこで常連のおっちゃん・おばちゃん(きっと彼らは毎晩飲みに来ているのだろう)につかまってて、
「あなたが居ないと、やっぱり駄目だ。」と言われていた。
どうやら、1月1日以来の登場のよう。
どうしてたのか、とAlに聞いてみたら
「説明するのは難しいんだけど、体調が悪くてね。あまりちゃんと食べれてなかったし。歯も調子悪かったし。でも、前よりいいよ。最近、ずっと早寝してたんだ。今10時でしょ、寝てる時間だ。」って。

最後のいつもの曲が終わった時の拍手が、いつもより大きく聞こえたのは言うまでもない。

元気をもらえる人達がいて、素敵な音楽が演奏されている場所、Wenlock Arms。
来週の日本で起こるであろうカオスには参加できないけれど、また次の金曜まで、頑張ろう、って思う今日。


追伸:「Natsumiからなんか便りはあったかい?」と、みんなが口をそろえて言ってましたよ。

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