2010年1月22日

that blew me away

「かいじゅうたちのいるところ」を観て来た。
想像以上にストレートで素晴らしい映画だった。
とても言葉では感じたこと全てを表せないけれど…。

スパイクジョーンズの現実と空想が入り混じるスタイルから今回のはかなり彼の力が存分に発揮されるだろうなとは思っていたけれど、ある意味ものすごく直球勝負で来ていて、その勢いもあってかメチャクチャ心に響いた。これまでのちょっと頭おかしい感じのイメージを持っている人は、そんなのサッサと忘れて是非これは見てみて欲しい、それくらいストレート。

 主人公マックスに自分の少年時代を重ねてしまってすごく感情移入できてしまったから余計に良く感じたのかもしれない。いや、大人になった今でも心のどこかで感じる孤独感のようなものがあるからかもしれない。なんというか、あまり言葉でごちゃごちゃ説明しても届かないような気がしてしまうほど、個人的には様々な種類の感動を覚えた。とにかく観て感じて欲しい。
 更に、とにかく綺麗で味のある映像と臨場感溢れるカメラワーク。決して派手なものではないけれどとても印象的だった。事前に情報を出来るだけ遮断していたのだけど、音楽はカレン・Oで、ブラッドフォードと共作しているものがほとんどみたい。この人選の素晴らしさといったらこれ以上ない程だろう。

Natちゃんと話していてこれは何十年先にも残る「クラシック」になるに違いないという事で意見が一致。彼女はすでに2回観に行っている。是非是非、映画館で観ることをオススメします。

あ〜、俺ももう一回観に行きたい。

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