明けましておめでとう。
2010年一回目のFilm Clubを先日開催。
今回は、さやかちゃんとゆうきくんと3人でBFIで行われている小津安二郎特集のなかから
‘Tokyo Story'を観に行ってきました。
この特集、2か月にわたり戦前から戦後までの彼の作品をBFIにて公開しているものです。
平日の夜の会、8割くらいの人で埋め尽くされていました。
日本語特有の表現であったり感情であったり。
そういうものを理解できることがすごく幸せに思える作品のひとつで、
ほんのちょっとした風景であったり、船の音であったり、ですらもが私には心に響いて来る映画。
この映画に登場している人達の心の波みたいなものが、スクリーンから伝わってきて
終わった時に、映画館が明るくなるのをもうちょっと待ってほしいと思ってしまうほど
すぐに動けない状態になってしまっていた。
人は環境が変わったり、大人になると、変わってしまったり見えなくなってしまう部分もあるのだろうけれど
やっぱり自分が大切に思ってきたことはいつまでも揺るぎ無くありたい。忘れずにいたい。
そう改めて感じた1日になりました。
映画、今年もいっぱい観ていきたいです。
今年もよろしく。
0 件のコメント:
コメントを投稿